2025年10月16日

あゆみ保育園の離乳食

あゆみ保育園では、ご家庭で離乳食初期の2回食目を始めていただいた頃から、
離乳食の提供をしています♪

~あゆみ保育園の離乳食~
☆野菜本来の味、昆布・かつお・煮干し等のだしの味を生かし、ごく薄味で調味する
☆野菜は大きめに切り、手づかみで自ら食べることを大切にする
☆一人ひとりに合わせ個別対応する

〈離乳食初期〉
はじめは味つけなしのペースト状から始め、様子をみながらだんだん水分量を減らし、
粒を大きくしていきます。
 

写真にある緑のスティックは、「歯固め」用のキャベツの芯です。
キャベツの芯やごぼう、人参をスティック状に切ったものを
サッと煮て「歯固め」にして出しています。
「歯固め」は歯の生えはじめのむずがゆさを和らげるだけでなく、
歯やあごの発達を助け、噛む練習にもなります。
また手でもって口に運ぶ一連の動きは、手と口の協調運動を促し、
のちの手づかみ食べへと繋がっていきます。

〈離乳食中期〉
味付けはせず、昆布やかつお、煮干しなどのだしで煮ます。
コロコロ状からスティック状になり、自分で持って口に運びます。
手づかみで食べることは、お子さんの食べる意欲を引き出すとともに、
手指の機能も向上させます。
また、口に運ぶ動作は、いずれ使用するスプーンを持って食べるときの動作と同じであるため、その練習にもなります。

〈離乳食後期・完了期〉
しっかりだしを取り、しょうゆやお味噌を少し入れてほんのり味付けをします。
このころから本格的な手づかみ食べが始まります。
はじめのうちはお皿の上でぐちゃぐちゃにしたり、食材を投げたりしますが、それも学び!

「この食べ物はこのくらいの力で握るとつぶれるのか~!」

「手から離すと落っこちるのか~!」

「こんなにたくさん口に入れたら飲み込めないなぁ~。次はもう少し少なめにかじろうかなぁ」・・・

他にもさまざまなことを学んでいきます♪ 
椅子の下にシートを敷き、思い切り手づかみ食べをしています。
完了期になると、幼児食で使用する食材を少しづつ取り入れながら、
1歳半頃をめやすに幼児食へ移行します。

 

最後に、新しくできたウッドデッキでの昼食の様子です☆
みんな一生懸命食べています!!